〜第5章〜
2人の子育て
平成12年4月

  ダブル子育て開始!
◆退院◆
したはいいが疲れが抜けない。やっぱり2人目ってきついんだなぁ。
でね、産後1ヶ月は重い物を持っちゃいけないんだけど、
久しぶりにれいと一緒にいられるから うれしくてだっこしたのね。
てきめんに来ました。下腹(子宮の辺り)が痛くて歩けなくなるのよ。
これは妊娠中の比じゃなくやばいんだねぇ。
そういえば、子供のできる仕組みについては学校で習ったけど、
産前・産後の状態って習わなかったよな。

◆一姫二太郎◆
統計的なものだろうけど、よく言われていることは、
男の子は、お腹をよく壊す。授乳中に寝てしまうくせに寝てほしい時に寝ない。お風呂であまり怖がらない。
女の子は、よく寝る。体が丈夫で育てやすい。成長(新しいことができるようになるの)が早い。
そんなわけで、育てやすい女の子を先に育てた方がいいっていう考えなんだよね。
でも、こんなに手間のかかるの 上の子と一緒に育てるのは至難の業だ(^^;

◆寝ながら授乳◆
とにかく寝ない。
お腹は結構いっぱいになってるはずなのに。
とうとう添い寝を敢行。それでも寝ない日は 横になって寝ながら授乳しました。
これって結構楽。今まではやり方がよく分からなかったんだけど、
子供の体を横向きに起こすのね。
※大量に飲んだ時には ちゃんとげっぷさせようね。
もうひとつ困ったのは、ぬるいものが嫌いなこと。
寝ちゃうくせにその後ぐずぐず泣いたりして、飲むのに結構時間がかかるんだけど、
糖水(麦芽糖の砂糖湯)を飲ませると それも時間がかかるのね。
自分がぐずぐずしてるから冷めたのに、もう嫌だって吐き出すんだな、これが。
ちょっとはたきたくなっちゃったよ。

◆流しでお風呂◆
しょーごは、お腹の中にいるときから腕を伸ばしてたんだけど、
お風呂で手を開いたり裸になってもあまり怖がらないので、
それだけは楽です。
1ヶ月検診が終わったら、速攻シャワーになった。
※れいがシャワーを怖がらなくなったのは2ヶ月の時だった。

◆しゃっくり◆
げっぷが出足りないときに なることが多いです。
大角膜のけいれんだからね、腹筋に力を入れると止まるでしょ?
泣くと一発で止まります。試してみて。

◆チョー我がまま!◆
しょーごの1ヶ月検診に行ってきました☆
ところで、前に書いたと思うけど、しょーごはぬるいものが嫌い。
糖水あげると、ちょっとでもぬるくなったものは「まずい!」って言って飲まない。
で、1ヶ月検診で「ビタミンk2シロップ」っていう 頭の中の出血を止めるお薬をもらうんだけど、
それがほ乳瓶に5ccぐらい入ってるのね。
これは熱くないよなぁ。飲むかなぁ。でも甘いから大丈夫かなー・・・と思ってたら案の定
「べぇぇ」
こら、しょーごくん。k2を温めてもらうなんて、君ぐらいなもんだぞ(--#

◆検診の穴◆
さらに。引っかかってしまった(;;)
「糖水足し過ぎねぇ。これだと体重が足りないわ。」
糖水 つまり麦芽糖の砂糖湯なんだけど、それが足し過ぎらしいのね。
実際 母乳だって前よりはずっと出てると思うのに、糖水の量ばっかり増えていくので
内心では大丈夫と思ってても ちょっと不安だった。それを突かれてしまった。
糖水と言ってもほ乳瓶で飲ませるので、出にくいと母乳を嫌がってあまり吸い付かなくなるそうで、
そのせいでほ乳力が落ちたり 乳首が刺激されず母乳の出が伸びなかったりするのだそうです。
「ミルクを足しましょうね。」
ミルク。足しました。毎回。
でも、それだけ足してるとすっかり自信をなくして出なくなってしまった。
今回は体重計を借りていて、少ないながらも一回の授乳量が
1週間毎に10ccずつ増えてはいたので これはかなり悔しかった。
すっかり意気消沈していたところ、姉貴から一冊の雑誌が。
それは、出産・育児を体験した漫画家さんたちの体験談で、丁度母乳と離乳食を特集していた。
何気なくめくっていた時、一つのセリフが目に飛び込んできました。
「3ヶ月だから、1回で200ccは飲んでいいのに・・」
え????? 3ヶ月で200でいいの??
検診前、一番出る夜中に150cc出していた私は目を疑ってしまった。
しょーごは既に1回の授乳で200ccちょっと飲んでたけど
なんだ、3ヶ月になるまでに 1回200cc出せればいいんだ♪
それならなんだかがんばれそーな気がして、すっかりうれしくなった私。
今も頑張って母乳やってます。
まぁ、母親なんて一喜一憂するものよ。
っていうか、育児書読めよ(−−#

◆母乳への努力◆
これは絶対人によって違うと思うので、私が今気をつけていることです。
 まず、一番出る夜中は何も足さない。
 午前中は、なるべく足さないで保たす。泣きやまない場合は、げっぷをさせてから寝せて飲まし、
 その後30分でも時間が空いたら 次に泣いたときは母乳をあげる。
 お昼と夕方、泣きやまなければ糖水を100cc以下で足す。
 夜はなるべく長く寝て欲しいので、母乳の後ミルクを120cc以下で足し、その後寝ながら授乳する。
この「以下」ってのがポイント。で、ほ乳瓶を使わない時間帯があること。
それで結構ほ乳力が戻ってきました。だって、入院中は 乳首外せないぐらいしっかり吸い付いてる子だったもん。
でもねー。男の子の困ったとこ。「あとちょっと」足りないって時でも、金切り声を上げて全力で泣くのね。
これで結構「全然足りない」と思うことがあるかも。
本当は その後母乳で足りるところを、ほ乳瓶だから無理矢理飲んじゃうんだよね。
それって飲み過ぎみたい。
食事としては、味噌汁がいいらしいです。わかめとかの。
おもちとスポーツ飲料は、食べた(飲んだ)直後に出るので、泣き始めたら食べる(飲む)感じで。
あと、気持ちかも知れないけど クリームシチューを食べた後は 出が良かった気がします。

◆嫉妬しない?◆
上の子が小さければ、そんなに嫉妬しないんじゃないかなぁと思ってたけど、
実際 まだ「言い聞かせる」ことができる年齢じゃないし、我慢もできないので 表現してることで全てなのね。
だから、「嫉妬」と言っても 今機嫌が悪かったとかの突発的なもので、いつでも母親に側にいて欲しいわけじゃないみたい。
だけど、逆に「小さい子の扱い」なんてのも分からないから 最初はちょっと恐かったよ。
おもちゃで頭叩いたり 耳引っ張ったり 目に指入れようとしたり(^^;
それで最初は隔離してたのね。部屋を交互に使って。
でも 1ヶ月検診で先生に「そのくらいの年齢ならどんどん触らせた方がスキンシップができて親近感もわくのよ」
って言われたので、授乳も目の前でやって触らせてたら、驚いたことに乱暴にしなくなってくのね。
なでなでしたり、親の真似してほ乳瓶あてがったり、果てはだっこしようとしてみたり。(さすがに持ち上がらないけど(^^;)
病院で、例の「ちょー安産母さん」も「上の子にはどんどん下の子の面倒を見させて、
自分はなるべく下の子に触らない」って言ってたし。
隔離してしまうと、かえって影でいじめたりするようになることもあるらしいので、
勇気を持って触らせた方がいいみたい。

◆恐怖の水うんち◆
G.W中に、だんなの家族が総出で出てきました。
目的はしょーごの初節句とお宮参り。
だんなが産まれたときに買ったという
ものすごく大きな鯉のぼりを持ってきてもらいました。
これが見事だった。近くの市場の屋上に吊らせてもらい、写真撮影。
しかし、ちょっときつかった。「そこに泊まるからね」と言われたはいいが、
私は子供のことで手一杯。
家族も好き放題だったのでだんだんイライラしてきて
果ては喧嘩にまでなってしまった(--;
親の精神状態をてきめんに反映する男の子。
2回もうんちを漏らされてしまいました。(^^;

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