新しい生活
平成13年9月
  引っ越し
◆苦情◆
去年の年末にも届いてたんだけどね。苦情。
ぼろアパートの2階だから、振動なんかもろに響くし、泣き声や怒鳴り声なんかもよく聞こえるし。
そして耐えかねた下の住人さんは、またもや夜中に手紙を入れてきました。
「受験の子供を抱えて神経質になっています。深刻な事態になる前になんとかして下さい」
だいたいこんなんだったと思う。
この年頃の子供に静かにしろってのは無理な話。
しかもしょーごは、うるさくするのが好きなんだもの。物を投げたり、わざとドタバタ走ったり。
私も しょーごの転落以後、ほとんど外に出られなくなってしまい かなりストレスが溜まってたので、
よく子供たちに怒鳴ったりしてました。
しかも思った。「深刻な事態ってなんだ・・?!」
そこでだんなと相談した結果、引っ越しを決意しました。
気兼ねなく暮らしたい。そんな思いもあったけど、そろそろ「自分の部屋」という居場所が欲しかったこともあります。
「子供に荒らされない 自分たちの縄張り」 結局うちら夫婦は狼(動物占い)の本性に負けました。

◆とうとう引っ越し◆
市内の家を 10件ぐらい回ったと思う。
で、手数料半額の不動産屋で 東向きのために安めに設定されたマンションを見つけました。
うちらにしたら高い家だけど、割で考えたら安いよなぁ ってことで、決めました。
引っ越しは10月2日。
子供がちょろちょろしての引っ越しって、ほんと大変だった(;_;)
前にも書いたと思うけど、アパートの方は2間で 寝室と居間。
どちらも子供と共用で使ってたのよ。
だから、荷造りがまったく 全然はかどらない(T_T)
見かねて親と姉貴と、果ては伯母さんまでもが手伝いに来てくれました。
姉貴は子供達を 引っ越し中だけまとめて家に引き取ってくれたし。
ほんと、それがなかったら荷造り終わらなかったです。ありがとうございました。

◆柵◆
ダイニング部分が広かったので、柵で仕切って二部屋にしました。
台所って、危ないものだらけだから 柵は必要なんです。
この柵は だんなさんが作ってくれました。
始めは結構すりぬけられちゃってて、試行錯誤を繰り返した苦労作です。
ポールを3本立てて、それにネットを張って。ポールの台にはブロックを乗せて。
今ではちゃんと抜けられない柵になってます。
今見ると、引っ越し前と全然表情が違うよなぁ・・。
やっぱり、引っ越し前は 私の精神状態がすごく悪かったので
そういうことがてきめんに出てたんだろうと思います。


◆子供が多い◆
無事(?)引っ越しも済んで 挨拶回りもして。
しばらくたってみると、何やら マンション中子供だらけ。
同じ1階には 1歳になってない子供が2人。
上の階にもたくさんいる様子。
昼間は駐車場で小学生が走り回ってる。
真上の部屋も 子供が走り回ったりよく泣いたりしてるから、なんだか気兼ねなくていいです。
しかも、その子供達が よく挨拶してくれるんだよね。
前の家では あんまり子供達が挨拶してくれなかったので、これは新鮮でした。
だんなさんたちも結構挨拶してくれます。
散歩に行くにも、車や自転車通りのほとんどない道を行くので、気楽に行けるし、
断然前よりも散歩に出られるようになりました。
やっぱ、環境ってあるのかなぁ とちょっと思う今日この頃。

◆日本語が・・◆
環境が変わったせいか、親のストレスが軽減されたせいか、
しょーごが急にしゃべるようになってきました。
  しょーご: あり、あり、あり、あり(あちこち指さしている)
  かぁ: ん?「あれ」?なんかあった?
  しょーご: あり、あり。あったった。
  かぁ: これ、熱いからね。
  しょーご: あち〜。
  かぁ: あ、バイクいたね。
  しょーご: ば、ぷ。
  かぁ: 今度はブーブだね。
  しょーご: あり、あり、うーう〜♪
  かぁ: あれはなに?
  しょーご: わ わ〜♪
  かぁ: そう、わんわんだね。
こんな感じで。しかも、それまでは「あー」とか「うー」とかしか言わなかったのが、
「おっこっちゃっちゃよぅ(落っこっちゃったよぅ)」みたいに、日本語しゃべるんですね(^^;
話し始めはみんな宇宙人語なのに。なんでだろう。
「通じる言葉じゃないとヤダ」みたいなポリシーがあるんでしょうか。

◆はっ・・・!◆
越してすぐぐらいに、夜 雷が鳴りました。
晩ご飯の最中に。
で、その雷。急に大きな音で鳴ったんです。
ズドドドドドーンバリバリバリ!ってな感じで、すごい音でした。
当然れいは大泣き。
しょーごはと見ると、なんと 固〜く目をつぶっているではありませんか!
普通、恐いと目を見開くものなんじゃないだろうかと思っていた私は、
それを見てだんなと一緒に大爆笑。 (←失礼(^^;)
だんなは、「あれは一瞬気絶してたんだよ〜」とか言ってました。
その3日ぐらい後に、公園のすべり台で遊んでいたら、
しょーごは すべる直前にバランスを崩したらしく、少しだけ斜めになってすべり始めました。
その時も、まるで漫画のように ばっと両目を手でふさいですべり降りてた。
どうやら、恐いと目をつぶる子みたいです。
しかし 男の子って、無茶っていうより「無茶苦茶」なんです。
自分の力を過信してるんだかなんなんだか。
れいは臆病すぎるくらい慎重なんだけど、しょーごは どんなとこでも全然平気。
だから親は 始終ひやひやし通しです。
お母さん、君の行動の方がよっぽど恐い(^^;

◆実は◆
9月に、我が家で ある事件がありました。
事件と言うよりは栄転なんですが、だんなさんが日野から渋谷に配置換えになったのですね。
というか、日野のお店がつぶれてしまったのです。
渋谷は2番目に多く売れるお店ということで、最初はすごく張り切ってたんですが、
お店や他の店員さんに馴染めなくて 1ヶ月も経たない内に辞めると言い始めた。
それが引っ越しの直前です。
何しろ1ヶ月経っていないし、こっちとしては 何かと物入りの時期に職が無くなるのは大変困るので、
だましだまし頑張ってもらってました。
そして いざ引っ越しを済ませ、落ち着いてきた頃。
家に書類の束を持って帰ってきました。
「やっぱり仕事は 自分で面白くしなきゃね。」
渋谷の店では全員正社員で、自分だけ契約社員だったのがやりにくい原因だったみたいですが、
そうやって まとめやら準備やらの雑務を家に持って帰ってきたところを見ると、なんとかなりそうです。
これを書いている3月現在。仕事への自信も相当ついたみたいだし、
他の店員さんとも うまくやっているみたいなので、本当によく踏ん張ってくれたなぁと思います。

  七五三
◆1年早いか・・?◆
早生まれは 学年でやるんでしょうか?それとも満年齢でやるんでしょうかね?
一応学年でいいんじゃないかってことで、福島に行って来ました。
これがその時の写真です。
親バカながらかわいい(^^)

そうそう。行くときの車の中での会話。(時間は夜中です。)
れい: あのね、あのね。
かぁ: うん、なぁに?
れい: あのね。お月さま、赤いの出てるよ。
かぁ: え?!・・あ、ほんとだ。赤いお月さま出てるねぇ。
れい: あのね。白いお月さま、しんじゃったの。
かぁ: えぇっ?!死んじゃったの?! (どこで覚えたんだ〜?(^^;)
れい: あのね、お月さま、ガチャ〜ンって、こわれちゃったの。
   えーんえーんって、泣いちゃったの。

かぁ: 壊れちゃったの?・・・あぁ、半分だからね。壊れちゃったのねー。
れい:(顔をしかめて) かわいそうねぇ・・。
かぁ: う・・うん。かわいそうだねぇ。
神主さんとの会話も面白かった。
神主さん: 今日は、どうしてかわいいお着物を着てるんですか?
れい: え?・・・なんでしゅか?
神主さん: ・・・(^^;・・あのね。七五三だからだよね。
れい: え?・・・なんでしゅか?
神主さん: ・・・(^^;・・えーっと・・。このお札を、お家の神さまにあげて下さいね。
れい: え?・・・お山?
神主さん: ・・・・・まいったな・・(^^;。 ←一向に会話が成立しないのであった

◆クリますます◆
12月に入ったら、すぐにピカピカ電気を窓に飾りました。
ほんとにひょろっと1本あるだけなんですがね(^^;
しょーごは最近、「ぼくのきまり」なるものがあって、毎日その通りにならないと怒るんです。
おむつを柵の外に投げるのは僕の仕事とか、電子レンジを待機状態のまま放っておくなとか。
外から帰ったらまず電気をつけて その後に手を洗うとか、朝起きたら牛乳を飲むとか。
そのひとつに、これの電気が加わりました。
「夕方、お昼寝から起きたら この電気をつけてもらう。」
れいも「けつぇて(付けて)」って言うけど。 (だいたいこの時期、1音目と2音目がひっくり返る。)
れいはジングルベルも覚えたし、最近たくさん歌を覚えます。
そういえば、クリスマスのことを「クリますます」って言ってたのがあまりにもかわいくて、
実家に電話かけたりしてたんだけど。
「クリスマスだよ」って教えたら、3日で直っちゃいました。ちょっと寂しかった。(;_;)
こういう言い回しは、この時期特有のものだから、もうちょっと大事にすればよかったかも。
今もって直らないのは、「口ビール(くちびる)」とか「手 つなないで(繋いで)」とか、「くつる(作る)」とか。
教えればすぐに直っちゃうから、もうちょっとこのままでいようかな(^^)
そうそう。クリスマスには、「サンタさん」から子供たちに、お絵描きセットが贈られました。
このお絵描きセット。シートに水で描くと色が浮き出るというもの。
乾けば何度でも使えるし、ただの水なので 他を汚す心配もないので大ヒットです。
水を入れて使うペンと、マットとスタンプが付いていました。
かなり気に入ったようで、たまに取り合って喧嘩してますが 仲良く使ってます。
で、何故か私が 実家からみじん切り器とバリカンを買ってもらってしまった。
みじん切り器。欲しかったんだよ〜。タマネギと人参のみじん切りを量産して凍らせておきたかったので。
それとバリカン。もう、今日からはしょーごの頭も ばりっとスポーツ刈りです☆
  天使と悪魔
◆自己主張と偏食◆
だいたい1歳半くらいから始まり、会話が成立する2歳半くらいまで続くこの時期。
言葉が通じなくて、お互いに一番ストレスを溜める時期なんだと思います。
前からあった自己主張。でも、記憶力がよくなってくるので その場しのぎのごまかしが通用しなくなってくる。
しかも、「もうちょっと待ってね」とか「これやったらあげる」とかはまだ理解できません。
そんで、追い打ちをかけて偏食が始まります。
そんなこんなで、この時期を お母さん方は恐怖と愛着を込めてこう呼びます。
「天使と悪魔の2歳児」と。
物覚えがよくなってきてるので、日毎にいろいろ覚えていって すごくかわいいです。
でも、せっかく作ったご飯は食べない。いたずらはひどいし、わけの分からないことを言ってひっくり返る。
この時期。心底子供を憎むお母さんは、別に異常じゃないと思いますよ。
「子供は宝・子供を大切にせよ」なんて、子育てしたことのない人の言葉です。
この時期のお母さんにはこう言ってあげましょう。
「ほんっっと憎ったらしいよねぇ・・。でも、このわがまま、絶対に終わりが来るから。」
1年は長いですけどね(^^;

◆傾向と対策(?)◆
言葉に対するストレスが一番大きいと思う。
前に「脳」の番組で、「ベビーサイン」なるものを紹介してました。
子供って、2語文(「わんわん、きた」とか)を話すのが平均で2歳ぐらい。それ以上だと2歳半とか3歳なんだけど、
本当は、9ヶ月ぐらいの子供でも 3語文表現する能力ぐらいあるんだそうです。つまり、発音できないだけで。
それに対して、ちょっとしたサインを決めてやれば、そのぐらいの年齢でも会話が成立するんだそうですね。
興味のある人は、図書館で調べてみてください。「ベビーサイン」っていう本が出てるそうなので。
それから、おっくうでも 頑張って外に出た方がいいです。あとは、お風呂場で水遊びとか。
れいの時は、私が引きこもって ほとんど外に出れない時期だったので、本当にひどかったです。
でも、このへんのストレスが軽減されてくると、かなり違ってきますよ。
偏食はなぁ・・。直らないケド(^^;
偏食に対しては。あんまりご飯をがんばらないことです。
他にたくさん食べてくれる人がいたり、自分が「おいしいものを作って食べる」のが大好きとかなら大丈夫だけど、
子供のために必死でご飯作って、その当人に残されたりしたら、殴りたくもなります。
偏食メニューに関しては、「ゴマ知識」の方に書いておきました。

  れい3歳
◆誕生日?◆
お正月?
お正月って忙しいよね。
これからは、クリスマスもお正月も誕生日も一緒にされちゃうのかしら。
ちなみに、お父さんもお正月はかき入れ時なので忙しくて休めないのです。
なので今年は、誕生日らしい誕生日をしてあげられませんでした。
おばあちゃん(実家の母)からパジャマをもらったくらい。
まぁ、栗きんとんやらおもちやら ご馳走っちゃご馳走だけどね。
ちなみにしょーごは、栗きんとんもおもちも食べませんでした(--;。

◆思いこみ◆
私、「ママ」って呼ばれるの嫌いなんだけど。しょーごはずっと「ママ〜」って呼んでました。
え?タイトルがママじゃんって? ・・・いちおう、ひらがなになってるあたり 微かに抵抗してみてます(爆)
だってタイトル。ママチャリをひっくり返しただけなんだもん。

「ねぇ、お母さんって呼んでごらん。おかーさん。」 「ママ〜♪」 「ママじゃないよ。お・かー・さん。」 「ママ〜♪」
お前、絶対わざとやってるだろ。っていうか、思いこみでしゃべるのやめてよぅ。
それが、最近やっと「たた〜」に昇格しました。
越してきてからのしょーごのしゃべりっぷりは 本当に目覚ましかったです。
その前は1日中「ぱぁぱぁわぁ〜?(パパは?)」 「お仕事だよ。パパいない。」
「ぱぱいなぇ〜。」の繰り返しだったけど、
1月中頃に、「あ なーに?(あれなーに?)」が始まって、
そこからは単語をすごい勢いで覚えていきました。
必ず語尾に「だね〜」が付いてて笑えます。
「あたた〜いね〜〜〜♪(暖かいねー)」 とか「きえ〜ね〜〜♪」とか。

◆検診◆
2月12日。無事、れいの3歳児検診が終わりました。
最後の市制検診でした。
ちょっと肌がアトピーっぽくて引っかかったけど。
そこで言われました。「今年から日本脳炎受けれますからねー。」
日脳って・・・あの、一番痛い注射じゃないか?!
っていうか、注射全部終わらせたつもりでいたのに! (←よくがんばった)
でも、市のお金で受けれるのはありがたいことだよね。
で、近所の小児科で 肌を見てもらいついでに注射も済ませました。(4回の内の1回目ね(^^;)

◆急に◆
2月17日。だんなさんの お母さん方のおがあちゃんが逝去されました。
月曜から急きょ福島に行くことに。
私は数回しか会ってないし、初めて会ったときから寝たきりだったのですが、
だんなはその時 大変ショックを受けたそうです。
今回も 仕事中に直接店に連絡して予定を立ててもらったんだけど、
覚悟していたとはいえ(2年前から危ないとは言われていた)、やっぱりショックなようでした。
衣装を含めた荷物を 1日でまとめ上げるのはちょっと大変だった(@_@)
お通夜やお葬式の間は、騒げば会場の外に出なきゃいけないけど、
れいは少しでも参加できたし、そういう経験は滅多にできないから
結果、家族で行けて良かったと思う。木曜の夜に帰りました。
おばあちゃん。心からご冥福をお祈り致します。

  保育所
◆ひとり◆
気が付いたら、幼稚園の願書提出が終わってました(爆)。
前に住んでたあたりって、2年保育だったようなので、のんびりしてたんですね。
で、越してきたら ご近所さんに。「じゃぁ、今度幼稚園ねぇ。」 って言われて「え?!」
この辺は3年保育なんだそうです。しらなかったよ〜。 そらがこんなにあおーいとーは〜
でも、私、保育所に預けて働こうと思ってたので、調度いい機会だからと当たってみました。
その時は、空き無し。まぁ、そうだろうと思ってたけど。
で、年が明けてからの募集に出してみました。
一応 SOHO(自宅で仕事)登録してたんだけど、なかなか仕事がみつからないので、
実家に 働いてる分の証明出してもらって。
最初もらった書類では、募集が1学年10名とか20名とか書いてあったんだけど、
それはつまり 「全体でこれだけ入れる」という定員で、欠員は3名とか5名なのね(^^;
書類提出した時は、ああ こりゃ宝クジだなぁと思いました。
で、発表の日。しょーごは案の定落ちたっていう書類が届き・・・
なんと翌日(2/27)、近所の保育所から電話がかかってきました。
入れたのよ〜〜〜〜♪れいれいだけ。
えっと・・・れい・・だけ?
喜んだのもつかの間。はたと考え込みました。
これってつまり・・・。
2人一緒の時より働けないじゃん(-▽-) (なんだかんだ言って、2人で遊んでくれてる時間もあった。)
と思って、無認可のところとか いろいろ調べてみたんだけど、
どこも月3万とか5万でした。とてもじゃないけど、手が出ないよぅ(;_;)。
(市で認可されてる保育園は、市立でも私立でも、家族の合計所得税額によって月の保育料が決まっています。)
でも、れいは預けることに決めました。
もともと社交性のあるあの子にとっては 集団生活がいい経験になるし。
その間、しょーごは根性で欠員待ちです。
石原さん・・頑張って待機児0にして下さい。(切実)

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